〜tell me about it の二つの使い方〜
“Tell me about it”という頻繁に聞くフレーズで
すが、2つの全く違う意味合いを持っている事をご存知でしょうか。 • まず直訳の「〜について教えて!」という意味で使われる場合、単体のフレーズとして使われることは滅多になく、”tell me about 〇〇”と、文章の中に含まれて使われるケースが多いです。相手の話についてもっと聞きたい時や、疑問がある時に使われます:
【Tell me about the time you went to Mexico?】
(メキシコに行った時のこと教えて!)
【Tell me about yourself!】
(あなたの事を教えてください。⚠︎面接などでよく聞かれます)
• 次に、”Tell me about it”が単体のフレーズとして使われている場合は「それな」「わかる」と言った、相手の話に対して共感や理解を表す返しとして使われています:
👩【Work was rough today.】
(今日仕事大変だった〜。)
👨【Tell me about it!】
(それな!)
以上が”tell me about it”が使われる二通りのシチュエーションなのですが、これよく考えてみると同じフレーズでも「疑問」と「共感」の真逆の意味合いを持ってるって事なんですよね。
実はこの2つめの「理解」を表す”tell me about it”は、アイロニー(皮肉)が含まれているんです。
実際の意味と全く真逆のフレーズを使うことによって、本当の気持ちを大袈裟に表しています。これは基本的に「ネガティブな感情」の場合にしか使われないので、”tell me about it”という時に共感している相手の話の内容は嫌な体験やネガティブな感情が含まれています。
例:
👩【something is wrong with this printer.】
👨【tell me about it.】
この場合、👨は以前同じプリンターで嫌な経験をしたことがあるので「いやまじそれな」「知ってる」とネガティブな共感を表しているんです。
アイロニーやサーカズムが含まれてくるとこれまたややこしくなってきますね🤔少しでも皆さんに伝わりますように!🙇♀️
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