【日本企業の人事異動】
日本に住みたくて私は来日し、日本企業に就職した。しかし、海外転勤に選ばれてしまい、困ってた。日
本企業の人事移動や配属は絶対的で、断れない企業文化が何故あるか疑問に思った。 答えは寺子屋だと感じた。
『儒経』、『四書五経』が教材の寺子屋では「孝」を学ぶ。「孝」とは「親は子を愛して、子は親を尊敬する」という孔子の教えだ。
しかし、寺子屋で学ぶ「孝」は幕府が「親」であり、一般人が「子」。この教育で幕府の安定を図った。これは組織論でもあり、親を尊敬するように、組織に従わなくてはいけない。「組織孝」が日本の企業文化のルーツだ。
例として、「転勤」は「国替え」の現在版であり、今でも断り難い単身赴任。
退職届まで出して転勤を断った。会社との関係を「孝」で表現するなら、「親孝行」をしてあげれなかったかもしれない。
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