〜Bother は「面倒臭い」じゃない!〜
よく英語を勉強中の方が “it’s a bother” というフレーズを載
せているのを見ます。文章的に「面倒臭い」という意味で使われていることが多い様ですが、これ、ネイティブの日常会話で使われているのを聞いた事がありません! Bother とは様々な意味があり、とても便利な単語なのは間違いないのですが、「面倒臭い」という意味で使われてるのはだいぶ違和感🤔
実際の日常会話ではこう言った意味で使われる事が多いです:
〜邪魔〜
“Am I BOTHERing you?”
【私今邪魔してる?】
“I hope I’m not a BOTHER.”
【お邪魔じゃないといいんだけど。】
〜心配/気にする〜
“It seems like something is BOTHERing her.”
【彼女は何かを気にしているみたい。】
〜わざわざやる/苦労があることをやる〜
“Don’t even BOTHER asking him. We know he’s going to say no.”
【わざわざ彼に聞かなくていいよ。答えはノーだって分かっていることだし。】
ただの推測ですが、”I can’t be bothered.” (そんなことわざわざやってる暇はない) が「面倒臭い」に似た雰囲気だからよくお同じ意味として使われるのかな、と思ったのですが、それにしても「暇がない」と「面倒臭い」ってニュアンスも意味も全然違いますよね?!
面倒臭いに含まれる「本人にやりたい意思がない」という意味がしっかりこもっているフレーズだと:
- “It’s such a hassle.”
- “It’s a pain in the ass.”
など、近いものがあると思います。
日本語では毎日当たり前に使っていた「面倒臭い」ですが、英語では似たようなのはあっても、まるっきり同じ意味合いの言葉がない事に今回気付けて感動しています...こりゃあ大発見だ!!👀🙆♀️
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