【旗は窓を飾る】
英雄が戦場で怪我をして、シーツに包まれた。白たえの布は犠牲の血で赤く染まり、国民はこれを旗にした。ラ
トビアの旗です🇱🇻。 大変な経験は、旗のようにアイデンティティの印に変化します。
以前、滋賀県の社宅(工場の独身寮)に住んでいました。人事部から「部屋にベッドがある」と聞いていたので、洋風な間取りを想像して入居した。
しかし、部屋はコンクリートの上に100均シートが貼ってある床で、角にある1枚の畳がベッドだった。イメージと違った。
来日したばかりで、布団や枕も無かった。部屋にぼろぼろでホコリだらけのカーテンがあったので、外して布団代わりに使った。
スタートから日本生活にガッカリだった。
畳1枚の上で仰向け、膝の上にカーテン。
でも、英会話の先生とかにはならず、普通の仕事で来日出来たのがとても嬉しかった。この夜、カーテンはよろずの思いも包んでくれた。
会社を辞めた時、カーテンを洗って次の入居者の為に綺麗に掛けました。思い出は窓を飾り、旗のように風に揺れた。
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