〜英会話で文法は必要なのか〜
ハロートークでよく聞かれる質問の一つに「英語学習/英会話において文法の勉強は必要なのか?
」があります。実際最近は「日本の文法重視の英語教育より海外に行って英語に触れた方が身につく!」だとか「文法を一切勉強しないで留学してペラペラになった!」などと成功エピソードの数々を耳にします。 確かに英会話を学ぶのに手っ取り早いのは実践だと思います。海外に数年住んで英語を日常的に喋ったり、外国の方と英語でのコミュニケーションを続けることにより自然なネイティブに近い英語が喋れることになるのは間違いないです。
ただ、私の経験上そう言った方は多くの場合、「接してきた年齢層の英語」が身につきます。
例えば高校生〜大学生の間に留学して英語を学んだ人はいわゆる若者らしいスラングや砕けた喋り方の英語が身につきます。ワーホリの方も多くの場合接してきた人たちの影響でとてもカジュアルな英語が身につく事が多いのではないでしょうか。
逆に言うと文法など基礎を知らないまま実践に移った方は、ラフで砕けた英語「のみ」身につく場合もあるように思えます。勿論それでも自然な日常英語としては問題はありません。ただ、友達や同年代と話す時は違和感がなくても、目上の方や上司、親しくない人と話す時でも喋り方が変わらず、違和感が生まれてしまう事もあるのではないでしょうか。
「英文法を学ぶのは英会話には使えないし時間の無駄」と言われる事が多い様ですが、実際は上司と話す時、面接、友達の親など、シチュエーションによっては教科書で学ぶ英語の方が正しい事も多くあります。文法がしっかりしている方は、基礎と応用を理解し、状況に合わせて臨機応変に使い分ける事ができる印象です。
まとめると、海外旅行や、外国の友達とのコミュニケーション、海外生活を少し経験するのが目的で英語を勉強している方であれば文法はそこまで気にしなくても問題はないと思います。将来海外に移住したり、ある程度の仕事を探そうと思っている方であれば、基礎的な文法からしっかり覚え、基礎を固める方が将来的に役立つのではないでしょうか。
個人的な意見でしかないのですが、ネイティブでもそうでなくても流暢な英語で流行のナウいフレーズやF ワードを連発する”yo what’s up man???”系な人より、かしこまりすぎていても丁寧で綺麗な英語を喋る人の方が好きです🤪
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