【短冊】
カナダはまだ7月6日、サラダ記念日です。
日本ではもう7月7日、七夕ですね。
サラダ記念日は実話ではないで
す。野球デートで唐揚げのお弁当が褒められたエピソードをアレンジした短歌です(7月6日というのも詩的な意味で使った)。 俵万智は好きです。本を片手に日本を一周しました。この時は日本での生活が上手くいかなくて、住める場所がなかったです。住む場所が無いなら、目的地が無い片道の旅に出た方が良いと思った。
北陸では俵万智の『サラダ記念日』、中国〜九州では『チョコレート革命』を読んでいだ。短歌の57577は和歌と似ていると思って、北海道にたどり着いた頃は万葉、古今、新古今和歌集を読んでいた。
去年の七夕は失望的な状況だった。仕事や友達もなくて、よろずの想いを背負っていた。日本人は短冊に願い事を書くと習ったが、先が見えない私は絶望していて、願い事など書けなかった。
でも、歌なら何か書きたいと思った。
「吉野龍田図屏風」という絵をご存知でしょうか?桜と紅葉の枝は短冊で飾られており、短冊には和歌が書かれています。
笹の枝には、願いの短冊。
桜や紅には、歌の短冊。
願いは歌に綴り、男の端くれは色溢れる夏を迎えたい。
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