言語学習に近道はない
「ペラペラになりたい!」や「早く流暢になりたい!」」といったようなセリフをよく耳にするのですが
、実際に真面目に言語習得のために勉強している人たちが非常に少ないという恐ろしい現実に気づく自分は、そのセリフが嘘のように聞こえてしまうのです。独学で日本語を勉強して苦労してきて、そして、今第3言語を学ぶことに挑戦し、中国語の勉強を毎日何時間もかけて、必死に勉強している自分は言語習得の難しさや大変さをよく分かっています。でも、諦めたいと思ったことも一度もなく、ドMかも知れないです(笑) だから、勉強は全然頑張っていないくせに、「ペラペラになりたい」という芯のないセリフは、嘘のように聞こえてしまう訳です。それに、勉強に対して向上心がなければ、そういったセリフは周りの頑張っている人たちに対して失礼だと思います。 まず、「ペラペラ」や「流暢」という曖昧な言葉を使うところです。目標を決めることに対しては、なるべく目に見える目標じゃないと、一生達成できないと思います。私が日本語を勉強し始めた頃は、そういった理想的な「ペラペラになりたい」という言葉より、「日本を旅するときに道に迷わないために、とりあえず基礎的な日本語を身につけたい」という比較的現実味のある目標を立てていました。その頃の私を振り返ってみると、今の私がここまで来ることができたのが奇跡的に思うのかもしれないです。でも、それは奇跡ではなく、私が天才とか、もしくは言語の能力があったとかではなく、きっと努力の証だと思います。つまり、過去に勉強していたことは簡単に目に見えないものであるにも関わらず、今、こうやって日本語ができることが全て勉強の成果だということを分かって欲しいのです。
そして、一つ目の目標を達成できたら、もっと大きい目標に向かっていくことをおすすめしたいです。私は、そうやって基礎的な日本語から、日常会話程度に近づき、いつの間にか、ここまで来たのです。
一方で、ずっと「ペラペラになりたい」とだけ話す人は現実を見ずに、その言語の言葉を一つも知らず、永遠にペラペラにはなれないと思います。
最後に言いたいのが、今はペラペラじゃなくても、完璧じゃなくても、毎日努力して
上達しているのであれば、十分だと思います。そのうち、きっとペラペラになれると思います!
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