ネイティブっぽく発音するコツ
① 初心者のままでアウトプットしない
最初は黙っておけばいいということです。「逆効果に
なるんじゃない?」と疑っている方がいらっしゃると思いますが、発音の習得に於いては、試行錯誤すれば成功するものではありません。とはいえ、最初からネイティブっぽく発音出来るように精一杯練習しようとしていても、完璧には程遠く、間違いが多く、ぐちゃぐちゃな喋り方になってしまうのではないでしょうか。それは自分の才能の限界ではなく、ただその言語の発音に慣れていなく、仕方ないことです。だから、最初からいっぱいアウトプットすると、同じ間違いを繰り返す可能性が高いので、気をつけましょう。なぜなら、筋肉記憶が上手く付いてないからのです。英語では「muscle memory」ということですが、直訳すると筋肉記憶と言います。考えずに体が反射的に動くという意味です。ネイティブっぽく発音するには、筋肉記憶が必要なのです。 では、意識せず、筋肉記憶を使って上手く発音するためには、一体どうしたらいいでしょうか。初心者のレベルを超えたら、次はどう踏み込んだらいいでしょう?
② 音声学をしっかり学ぶ
まず、基礎的な音韻論をしっかり学んで、実行に移してみてはいかかでしょうか。口腔断面図を見ると、舌の位置や口の形などが理解できるようになります!学んだ音声学を意識すると、発音に役立つと思います。
それに、上手く発音するためには、その言語の音声を聞き慣れる必要があります。音声習得にあたっては、心願成就はあり得ません。つまり、自然な話し方をするには、その言語学習者の才能・運に頼り、どう発音すればいいのかを想像してやってみることより、その言語を聞き慣れてから、ネイティブスピーカーの発音を真似してみることです。
では、聞き慣れるためには、どうしたらいいでしょうか。当たり前なことですが、聞くことなのです。では、聞き取る方法をご紹介します。
③ 意識的インプット
聞き取る方法の種類は二つあり、意識的インプットと無意識的インプットです。前者は後者より大事で、毎回意識的インプットをする時は、自分の実力を出し切って全力投球するしかありません。しかし、やる気があっても一日中全力投球することは不可能です。意識的インプットとは、何もせずに聴くことに集中することです。例えば、海外ドラマを観て、そこに出てくる会話をちゃんと聞き取って理解しようとすることで、発音の他に、文法も単語も海外の文化もしっかり学べます。言語習得には一番早く役に立つ方法ですが、四六時中できないので、他の聞き取り方も紹介します。
④ 無意識的インプット
意識的インプットと違って、無意識的インプットとは、集中して聞くことではなく、無意識に聞くことです。何か用事をする時、何気なく聞き取る方法です。例えは、掃除をはじめ、料理や運動等、用事をする時、いつも無音でやっているでしょうか。では、イヤホンをつけて、海外のラジオ放送を聴いてみればいいかがでしょうか。あまり集中しなくてもいいですし、5%さえも理解できなくもいいです。なぜなら、この聞き取り方法では内容は関係なく、ネイティブスピーカーの声を聞くだけで、発音が上達するからです!
⑤ ネイティブスピーカーと話をする
外国語を聞き慣れたら、ネイティブスピーカーと会話してみましょう!ネイティブスピーカーですよ。話し相手がネイティブスピーカーではなかったり、外国語力が足りない日本人ばかりと話すことは、発音の成長につながりません。だから、ネイティブスピーカーと会話できる環境を作りましょう!
⑥ 好きな喋り方を真似してみる
どの言語でも、様々な喋り方やアクセントが存在します。だから、自分の好みの喋り方を選び、その人の喋り方を真似してみましょう。例えば、多くの言語には男性語と女性語のような仕組みがあり、もちろん男性の方は女性らしい喋り方をしたいとは思わないでしょう。だから、気をつけて自分の目指しているネイティブっぽい発音を意識しながら、言語交換相手をちゃんと選んでください。
⑦ ボイスメモを記録する
では、最後のコツですが、発音の勉強は上手く進んでいると思っているけれど、会話の練習が足りず、もっと話してみたい気持ちがある方は、日記のようにボイスメモを記録してみてはいかがでしょうか。日々の出来事や好きなドラマの台本を読んでみたりすることは、きっと役に立つと思います!それに、ハロートークのようなアプリで自分のボイメモをシェアすると、ネイティブスピーカーからアドバイスももらえます!
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